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はじめて車を買うとき、何から考えたらいい?
オーストラリアで生活を始めたばかりの人から、よくこう聞かれます。
「中古車って、実際いくらで買えるんですか?」
「日本より高い?安い?どこで探せばいいの?」
俺自身、こっちに来たばかりの頃はバスと自転車で移動してたし、車なんて贅沢だと思ってました。
でもオーストラリアは車社会。
郊外に住んでると、スーパー行くのも仕事行くのも車がないとほんとに不便。
特に日本と違って、中古車でもそこそこ高いのがオーストラリアのリアル。
この記事では、今ディーラーで働いてる俺が、初心者でもわかりやすく
「実際いくらくらいで買えるのか」
「値段の差がどう決まるのか」
「最初の1台をどう選べばいいか」
をまとめていきます。
オーストラリアでの中古車相場の現実
まず結論から言うと、
オーストラリアで中古車を買うなら、最低でも3,000ドルは見ておいた方がいいです。
もちろん、「動けばいい」「数ヶ月だけ乗れたらOK」っていうなら、
2,000ドル台の車もあるけど、そういう車は基本ギャンブル要素強め。
ざっくり相場感を出すと…
価格帯(AUD) | 状態の目安 | ターゲット層 |
---|---|---|
$2,000〜$5,000 | 年式古く、走行距離15〜25万km超。修理リスク高 | 超短期滞在者・学生 |
$5,000〜$10,000 | 年式10〜15年以内、10万km〜 | ワーホリ・留学生で1年使いたい人向け |
$10,000〜$20,000 | 比較的信頼できる年式&距離。整備履歴ありも多い | 長く使いたい人/田舎住みの永住者 |
$20,000〜$30,000 | ディーラー保証あり、5〜8年落ちなど状態良好 | 初マイカーとして安心重視の人向け |
特に最近は中古車全体が値上がり傾向で、
昔より5,000ドル台で買える「そこそこいい車」が減ってきてるのも現実。
そして、価格の差を生む要素には「見えない部分」も多くあるんよね。
→ 次の章で、その理由をまとめてみよう。
価格の違いはどこで決まる?
中古車の価格は、見た目だけじゃわからない要素で大きく変わります。
よくある「安い車」には、ちゃんと理由があるんです。
ここでは、中古車の価格を左右する主なポイントを紹介します。
✅ 1. 年式(製造年)
当たり前だけど、年式が新しいほど価格は高くなる。
ただし「新しい=壊れにくい」とは限らないのが難しいところ。
✅ 2. 走行距離
目安として10万km以内なら“まだこれから”と言われるけど、
オーストラリアでは15万km以上でも普通に売られてる。
→ 距離だけで判断せず、どんな運転をされてきたか(メンテ履歴)が大事。
✅ 3. ブランド・車種
トヨタ・マツダ・ホンダなどの日本車は人気で値崩れしにくい。
欧州車(VWやBMWなど)はかっこいいけど、修理費が高くつくことが多い。
✅ 4. 整備・保証の有無
ディーラーで買う場合、「整備済み+保証付き」っていう安心材料が付いてくる。
これが個人売買より高い一番の理由。
中古車って、「安い車が正解」ではないんよね。
あとでかかる整備費や手間を考えると、多少高くても安心できる車を選んだ方が、結果的にお得になることも多いよ
実際にお客さんからよくある質問
ディーラーに来るお客さんや知り合いから、よく聞かれる質問ってだいたいこんな感じです。
💬 Q1:5,000ドルくらいでいい車ありますか?
答え:あります。ただし「保証がない or 修理前提」のケースが多いです。
5,000ドル前後の車は、「とりあえず乗れればOK」という人にはアリ。
でもエアコンが効かない、水漏れしてる、タイヤが限界…みたいな車も少なくないです。
→ 1年乗るつもりなら最低でも7,000〜10,000ドルを目安にするのがおすすめ。
💬 Q2:個人売買とディーラー、どっちがいい?
答え:安心を取るならディーラー。安さを取るなら個人売買。
個人売買は安く買えるけど、整備歴が不明だったり、名義変更トラブルも多い。
ディーラーは高く感じても、保証や整備済みの安心感があるから、初心者には向いてます。
💬 Q3:何を基準に選べばいいかわかりません…
答え:「用途」と「期間」をまず決めるのが一番大事。
・1年だけ乗る → 修理コストが読める車を
・長く乗る予定 → 年式新しめ&保証付きを
・アウトドア・移動多め → SUV or UTEも視野に
このへんは、実際に接客してても**「買い方の相談」**が一番多いかも。
だからこそ、次の章で「初心者におすすめの買い方」をまとめていくね👇!
最初の1台におすすめな買い方
「どんな車を買えばいいかわからない」
これは、ほぼ全員が最初にぶつかる壁です。
でも安心して。
営業マネージャーとしていろんなケースを見てきたけん、初めての1台に失敗しにくい選び方をまとめてみました。
✅ 1. 予算は“最低でも”8,000ドル前後から検討
「5,000ドルで買っても、2,000ドルの修理がすぐ来る」っていうのはよくある話。
なら最初からある程度の安心感がある車を買った方が結果的に安くつくことも多いです。
✅ 2. 年式よりも「整備履歴」や「保証の有無」を重視
→ 整備記録がしっかり残ってるか、ディーラーの保証が付いてるかはチェックポイント。
✅ 3. 最初の1台は「無理せず、でも安すぎず」
“どうせすぐ売るし”って安く済ませすぎると、結局トラブルで後悔する人が多い。
最初は運転に慣れる&生活リズムを掴むためのパートナーとして、
ちょっとだけ余裕ある選び方がベターです。
最初の車は、自由を広げる道具でもあるけん、
「安く買う」だけにこだわりすぎないことがほんとに大事
まとめ:高い買い
物だからこそ慎重に
オーストラリアで車を買うのは、
住む場所や働き方に大きく影響する**“人生の選択”のひとつ**です。
中古車って「ただのモノ」に見えるかもしれんけど、
そこにはその人の生活、仕事、夢が全部乗ってる。
だからこそ、俺は日々の営業でも「その人に合った車」を探すようにしてます。
📘 「どれくらいの価格帯で、どこまでが安全圏か?」をまとめた中古車チェックPDFを現在準備中です。
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