こんにちは、さきです☕
ブリスベンのカフェで働きはじめた初日のお話。
ちょっとずつ慣れてきたと思ったその矢先、人生初の“フリーズ事件”が起こりました。
「Takeaway?」って聞かれて、脳みそ停止した話
ある朝、いつものようにレジに立っていたときのこと。
オージーのお兄さんがにっこり笑って、こう言いました。
“Hi. Just a flat white, takeaway please.”
……ん?
Flat white は知ってる!
オーストラリアでは超定番で、カフェラテよりミルク少なめ、フォームも少なめのスムースなコーヒー。
でも、takeaway って何??
「テイク・ア・ウェイ?」どこへ持っていくの? 誰が? 私が? なんで??
一瞬で脳みそがフリーズした私は、笑顔のまま完全停止。
口だけがパクパクして、返事もできず。
すると優しいお兄さんがもう一度、こう言ってくれたんです。
“To go?”
その瞬間、頭の中でパズルのピースが揃った。
「あぁーー!持ち帰りってことか!!!」
時すでに遅し、さきの心にはでっかい恥の渦が広がっていました。笑
オーストラリア英語、想像以上にクセ強い問題
日本では「テイクアウト」って言うけど、アメリカだと「to go」、
オーストラリアやイギリスでは「takeaway」って言うのが主流なんよね。
しかも、オージー英語って早口+省略祭りで、
このときもたぶん「テカウェイ」みたいに聞こえた気がする…。
でも、よく考えて?
レジで「flat white」「takeaway」って来たら、
それはもう「持ち帰りでフラットホワイト一杯お願いします」って意味しかないやん。
わかってるんよ、頭では。
でも、“わからなかったらどうしよう”って不安が先に立って、体が動かんくなるんよね。
聞き返すって、めっちゃ勇気がいること
「え?今なんて言いました?」
この一言が、ほんとうに出ないときがある。
・そんな簡単な英語もわからんの?って思われたくない
・カフェスタッフとして使えないって思われたくない
・そもそも、なんで英語できんのにここで働いてるん?って思われたらどうしよう
…そんな不安が、喉をぎゅっと締め付けてくる。
その結果、わからんまま「OK!」って言って、違うオーダー通しちゃって、
あとで先輩に「これ持ち帰りって言ってたよ?」って言われて、
心の中で1000回くらい「あああああああ」って叫ぶやつ。
はい、全部わたしの実話です。笑
恥ずかしい失敗こそ、宝物なんやと思う
でもね、今なら少しだけわかる気がする。
「え?もう一回言ってもらえますか?」って聞ける人って、
英語がペラペラだからじゃなくて、自分に余裕がある人なんよね。
その一言が言えるだけで、世界の見え方って変わってくる。
間違えてもいい。
笑われてもいい。
だって、さきはこの国で生きて、働いてるんやけん!
🌟今日も頑張るあなたへ
もし、あなたが今カフェとかで働いてて、
「お客さんに何て言われたか分からんかった…」って落ち込んでたら、
それ、ぜんっぜん恥ずかしくないけんね!
だってさきも、いまだに「takeaway?」って聞かれたら一瞬かたまるし、
「え、トゥーゴー?ってこと…?」って心の中で訳しながら笑顔キープしてるし。
でも、それでも毎日ちょっとずつ成長してる。
昨日より、今日の方がちょっとだけ勇気を出せたなら、それで100点!
このブログが、
カフェでがんばる誰かの背中を、
そっとトントンって押せたら嬉しいな☕🌸
読んでくれて、ありがとう。
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